ミラの光度曲線 (2011 - 2012)
今期のミラの観測データから光度曲線を作ってみました。
上のグラフは、昨年の8月15日から今年の3月11日までの観測結果から作成した光度曲線です。丁度極大の2ヶ月程前から観測しており、今回の極大光度は、私の目測では2.3等級と、かなり明るいものでした。実際、市街地にある自宅のベランダからでも、肉眼で見えていました。
ミラは、今回で3期目の観測になるので、今までの観測をまとめて同じグラフにしてみたのが下の図です。総目測数は125個になります。
こうやって光度曲線を描いてみると、極大光度が長い期間で更に変動している様子がわかりますね。今回の極大の2.3等級程度というのはミラの極大光度としては、明るい場合に近いようです。次の観測では、極小付近の観測になりそうですので、12センチ屈折か15センチ反射の出番になりそうです。
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