太陽撮影の続き・・
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高価な望遠鏡に高価なアイピース・・というのは常識かもしれませんが、昨日、こんな組み合わせで観望をしてみました。ケンコーSE120にナグラーアイピースです。なお、バーダーのフリンジキラーフィルタを入れてあります。使ってみたアイピースはナグラーの13mmと9mm。これが意外に使えました。鏡筒よりもアイピースの方が高価という組み合わせなのですが、F5の鏡筒でもナグラーの相性は良いみたいです。ビクセンのPL15mmと13mmの比較では、13mmでは視野の周辺までテレビュー85と同じ様に星像が良好でした。勿論、星像自体は肥大化と色収差が目立ちますが、PLでは50度の視野周辺では像が崩れているのが判るのに比べると、ナグラー13mmの方は遥かに像の乱れは小さいです。13mmでは46倍、9mmでも67倍ですので、気楽な観望にはほどよい倍率でした。空が暗い場所では使えそうなコンビです。
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といってもブログではなく、変光星の観測です。
変光星、実は大学時代に地元の仙台天文同好会で観測を始めました。暫くは自宅で観望していたのですが、就職、結婚、そして引っ越しなどで10年くらいのブランクののち、2002年くらいにまた開始しました。日本変光星研究会にも加入してぼちぼちと始めたのですが、仕事が忙しくなり中断。それを今年の11月からまた始めたのです。運良く、たて座新星、エリダヌス座新星などの目測も出来てその面白さを実感しました。
勿論、今も仕事は忙しいので無理をせず、見える範囲を出来る範囲で観測するという事にしました。社会人ですので、やはり仕事と健康が第一。毎月10目測でも良いや、と割り切ったのが良いのか、当分は続けられそうです。大学時代に買った下保先生の本も手元にあります、五味さんの変光星図もあるのですが、AAVSOのVariable Star Plotter
http://www.aavso.org/observing/charts/vsp/
には、さすがに時代の流れを感じました。昔、苦労して集めた変光星図って・・・・機材もあるし、町中でも出来る変光星観測。今回は続きそうな予感がします。
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22日の部分日食、あいにくの天候でした。折角望遠鏡も準備し、仕事も半日休暇を取ったのですが・・朝から雲でした。とはいっても、何もしないのも悔しいので、デジカメで風景を撮影しました。マニュアル露出にして、同じシャッター速度、同じ絞りで食の最大をはさんで5回撮影。雲もあったので、雲自体の厚さも変わっているとは思いますが、それなりに空の暗さが変化しているようです。一応、11時14分あたりが食の最大。11時55分と、12時9分はガスが出て来てますので、ちょっと暗さが変わりませんね。10時20分と10時35分あたりは、後ろの鉄塔でもわかるように、ガスの変化が少ないので、ほぼ実際の明るさの変化に近いと思います。
追記 写真ですが、最初から露出はアンダー気味です。というのは、明るさの変化を分かりやすくする為。オーバー気味だと、変化が隠れてしまう可能性があったので。
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満月に近くなると、クレーターも見えなくなるし月面観望は面白みが無くなるのですが、秤動によって見えたり見えなかったりする対象があります。今日は丁度月面の北東〜東方向のエッジ付近の海が見えていました。
まずはフンボルト海。
これは北東方向でしょうか、エンデュミオンという暗い底面を持つクレーターの奥に見えます。
又、東側にはスミス海が見えていました。これは縁の海の南の方向にあります。秤動の具合によっては、これらは月のエッジに隠れるか、ぎりぎりに所になり見えなくなる事もあります。
適当にコンデジで撮影したのですが、写真の様に、危機の海がかなり手前側にあるのにお気づきでしょうか?秤動も入れた月面図は Virtual Moon Atlas 等のフリーソフトで見られますので、観望時期の確認をしてから見てみるのも面白いものです。
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