宇宙

2009年1月 4日 (日)

コンデジでの月面写真

昨夜(3日)久しぶりで写真を撮影しました。月面をテレビュー85で観望したら、気流がまあまあ安定していたのです。写真は、お遊びでしか撮影しません。デジカメも、コンパクトデジカメ。LV9mmを使ってのコリメートですので、限界はあります。観望がメインなので、写真は本当にお遊び。普通に撮影して画像処理をしないとこんな感じになります。

Ariadaeus0


で、カメラの連射機能を使って4枚連射(経緯台、追尾無しなので、これが限界)し、レジスタックスで合成処理するとこんな感じ。意外に写るものです。中央のアリアデウス谷付近がよく見えるようになりました。眼視に近いかな?6キロ程度のクレーターまでは写っているみたいです。コンパクトデジカメと経緯台でも月面写真は楽しめますね。


Ariadaeus

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2009年1月 1日 (木)

水星と木星の接近

今年初めてのブログです。
さて、昨日水星と木星の接近があったのですが、今日の方が晴れていたので双眼鏡で探してみました。見えました。で、コンパクトデジカメ(Canon PowerShot A530)で撮影したのがこの写真です。マニュアルモード、ASA80、絞りF11、露出時間2.5秒。写るものですね!見た目よりも水星が明るく写ってしまったのは、露出がオーバーだからでしょう。実は、水星を生まれて初めて撮影した写真になりました。
Marjup

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2008年12月 7日 (日)

古い写真ですが

12月1日に、夕空で月と金星、木星のランデブーがありましたが、残念ながら当地は曇りでほとんど見る事が出来ませんでした。これは前日の写真です。コンパクトデジカメの夜景モードでフラッシュなしで試し取りをしたもの(翌日の為に・・・です)。意外に写ってびっくりしました。ちゃんと試していないのですが、マニュアルモードで使えば星座写真くらいは撮れそうですね。

昔は、フィルムで撮影して現像して焼き付けして・・と、大変苦労したのですが、今はその場でモニターで確認もできるので便利です。デジカメアダプタで月面なども撮影出来るのですが、最近は眼視のみ。「写真」と書くのですが、デジタルになると「作品」に近い天体写真が多いし、画像処理のし過ぎ?と思われるものも多いので、ちょっと考えてしまいます。Nov30

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2008年6月15日 (日)

不思議な事 1

星を見る事と合わせて、宇宙の構造とか考えるときがあるのですが、もっと身近で不思議に感じるのは、物質そのもので、今目の前で起きている現象です。

Nlp15

例えば、机の上に置いたアイピースが机の上に載っているのはなぜか?机は固いし、アイピースは金属だから当たり前・・・と思うのは当然です。机もアイピースの金属も鉄、クロム、炭素、水素、酸素などの原子から成り立ってます。もちろん、アイピースが机にめり込む事はありません。学校で習ったように、それらの原子はさらに陽子、中性子、電子から構成されているのは、皆さん知っている通り。でも、水素原子でも、原子核とその周りの電子の軌道の間はとてつもなく離れています。つまり、原子はすかすか、隙間がほとんどなんです。スカスカの原子で構成さえている物質も隙間だらけなのに、どうして机にアイピースは潜り込まないのか?

アイピースはその重さ(質量)で机を押しますが、それは、原子を構成している最外殻電子(軌道を回っていますが、通常は電子雲と表現します)を同じ場所に押し込めようとする訳です。しかし、電子雲どうしは反発する。従って、アイピースは机に沈まない(正確には、スピンが逆向きの電子を2個以上、同じ場所に押し込めることは出来ないというのが正しいのかもしれませんが)。我々が地面にめり込まないのも同じですね。しかも、電子というのは粒子であり波でもある。眼に見えない雲のような波動で物が支えられているなんて、やはり不思議です。不思議に思うのは私だけでしょうか??

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