書籍・雑誌

2009年12月31日 (木)

年末になると・・・

皆さんは、天文年鑑、天文手帳、どちらをお使いでしょうか?私は天文手帳を愛用しています。この天文手帳、最初のページにミニ星座早見が付いています。古い天文手帳は捨てているのですが(取っておいても良いのですが、後で見る事はまずないので捨ててます)、この星座早見は切り取って使っております。意外に便利なので、職場にも2008年のから切り取った星座早見を置いています。今年のは自宅のリビング用かな?ただ、老眼の私にはちょっと見にくくなって来たのが難点です。
Planis

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2008年11月14日 (金)

天文手帳

天文手帳の2009年版を購入しました。以前は天文年鑑を購入していたのですが、昨年からこの地人書館の天文手帳にしています。理由は、何か使いやすいんです。別に日程を書く訳でもないのですが、これを鞄に入れていると、ちょっと開いてしまうんですよね。最初のページに「ミニ星座早見盤」があるのが便利なんです。今日の空は?とか調べたり、月末はどうかな〜?とか、観望会に適した日はいつ?とか、結構参照します。手帳形式で、その日の所に月と太陽の出没時刻が有るのも便利です。天文年鑑は、どちらかというとデータブックという印象ですが、この天文手帳は、気軽に使える手帳という感じです。皆さんも一度使ってみてはいかがでしょうか?Techo

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2008年4月18日 (金)

Sky&Telescopeの付録

Sky&Telescopeの5月号に面白いオマケが付いてました。この号には「宇宙最古の光を解読する」という記事があるのですが、そこで紹介されているWMAP(Wilkinson Microwave Anisotropy Probe)とCOBE(Cosmic Background Explorer)という二つの宇宙背景放射探査衛星の観測結果のポストカード(NASAの提供)です。懐かしいレンチキュラー方式のポストカードで、傾けるとWMAPとCOBEの観測結果が交互に見えるという具合。記事は結構高度な内容ですが、COBEに比べ35倍も分解能が向上したWMAPでは、背景放射2.725 Kに対してプラスマイナス0.0002 Kの揺らぎ検出できているそうです(それがカードの赤と青に対応)。これは、ビッグバンから僅か38万年後の情報との事。星が誕生し始めたのが、ビッグバンから4億年後頃らしいので、本当に初期の宇宙の情報を解読している訳ですね。Cobe_2
Wmap_3

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2008年4月 8日 (火)

天文ガイド(天文ファンの高齢化?)

日本でメジャーな天文雑誌と言えば「天文ガイド」と「星ナビ」でしょう。昨日、10年ぶり位で天文ガイドを購入しました。中身に関してはともかく、これが現状なんだな〜と思ったのが読者の天体写真のコーナー。次の数字は何だと思いますか?Tg

2008年5月号
44, 39, 42, 31, 59, 44, 57, 58, 43, 61, 49, 39, 48, 43, 56, 39, 46, 21, 61, 39, 33, 30
60代2名、50代4名、40代8名、30代7名、20代1名。10代0、不明1名

と書けば判りますね?そう、天体写真のコーナーに掲載されている方の年齢です。ちょうど手元に有った1991年と1992年の天文ガイドでも調べてみました。当然ですが、1991,2年にはデジタル写真はゼロです。

1991年7月号
36, 37, 34, 33, 34, 39, 47, 39, 38, 28, 38, 36, 35, 39, 33, 42, 30, 31, 30, 36, 30, 31
60代0名、50代0名、40代2名、30代20名、20代0名、10代0名、不明1名。

1992年5月号
39, 39, 37, 36, 33, 31, 38, 32, 38, 26, 36, 42, 31, 26, 35, 34, 27, 33, 37, 36, 31, 41, 31, 39, 37, 42, 32,
60代0名、50代0名、40代3名、30代21名、20代3名、10代0名、不明1名。

驚く事に、30代が実に入選者の8〜9割近くを占めています。3巻だけのデータですし天体写真の入選者だけのデータですが、それでも驚きました。1991,2年は30代が中心だったのに、2008年では40代以上へと分散しています。高齢化が顕著ですね。あと10年経ったらどうなるのでしょうか?
実家には私が大学時代(1975〜1984年頃)の天文ガイドがあります。当時は私ですら入選した事が何度もありますから10代、20代の方も多かったハズ。1991年で既に10代、20代は全滅状態。雑誌に入選するには、社会人しか購入出来ない機材が必要になっていたという事ではないでしょうか。現在は、さらに財力のある中高年の方しか、雑誌の天体写真コーナーには応募出来ないのでしょうね。昨日購入した天文ガイドの広告の多くは、確かにそんな写真向けの高額機材中心でした。でも、それで良いのでしょうか?

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2008年3月22日 (土)

Sky & Telescope誌

私が今定期購読している天文誌は、このSky & Telescope誌です。Skytel3年間の定期購読をしていますが、購読料は確か年間6000円位だったと記憶してます。1冊500円程度で、もちろん、送料込みです。天文ガイド誌よりも安いのです。
こう言っては失礼ですが、天文ガイド誌の内容はS&T誌の足下にも及ばないでしょう。日本で近い雑誌は「月刊天文」で、私も定期購読をしていたのですが、残念ながら休刊になってしまいました。このSky & Telescope誌は読み物が主体で大人向けです。内容も、一般天文学から望遠鏡の自作記事まで幅広く、さすがに歴史ある雑誌だと感じます。このS & T社自体が、多くの天文書籍を出版しているのも特筆すべき点でしょうか。
天文ガイドは月刊天文を定期購読するまでは、時々購入していたのですが、忘れもしない「ハマー」という四輪駆動車で観測に行くとかった記事で、得意げに「ハマー」を乗り回す優越感を書いていたのを読んで、購入は辞めました。編集部が遊んでいる雑誌だと分かったからです。Sky & Telescope誌では「絶対に考えられない」記事でしたね、あれは。

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