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2017年9月19日 (火)

アメリカの核の傘があるから安全?

最近、北朝鮮によるICBMの発射や核実験が起き、日本の安全が脅かされていますが、「アメリカの核の傘があるから、アメリカが日本を守ってくれる」等と思っている人がいたら、あまりにも現実を知らなさすぎ。アメリカは、まず日本は日本の自衛隊が守る事を要求します。それは、極めて当たり前の事です。

アメリカ軍の駐留費を肩代わりしようが、アメリカの若い兵隊の命を、どうして日本を守るのに差し出しますか?日本は、アメリカが必要としている石油も、何も持っていません。湾岸やアフガンにアメリカが軍隊を派兵したのとは、アメリカにとっての意義が違うのです。自分の国は、まず自国民で守る。これがアメリカの主張です。「自分の命は自分で守るから、銃の規制に反対する」様な国民が、アメリカ人です。どうして、東洋の日本人の命をアメリカ人が率先して守るでしょうか?

尖閣で日中が衝突したとしても、アメリカ軍が出てくるのは、自衛隊が戦闘で負けてどうしようもなくなった時でしょうね。「尖閣は安全保障条約の適用範囲」というのは、アメリカ軍が、自衛隊の代わりに中国と戦う、という意味ではありません。こういった現実を、そろそろ日本国民が考える時が来ていると思いますね。尖閣(日本の領土)を海上保安庁主体で守っているなんて、保安庁には重責過ぎます。

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