定年後も働かないといけないの?
最近、定年延長とか、働ける人は70歳でも働いて・・といった論調が目立ちますが、これちょっとおかしいと思います。
今後、どんどん製造現場ではロボットが活躍するでしょうし、AIの進歩でちょっとした業務は、人間がしなくなる可能性があります。そんな社会で、65歳を過ぎても働いて・・と言ったって、せいぜい肉体労働、それも軽度でもしんどい(交通整理員とか、工事現場の誘導員とか)しかなくなるでしょう。
一方で、ワークライフバランスが大事とか、プレキンとか言っておきながら、定年後も働け!はおかしいでしょう?日本人は死ぬまで働き続けないといけないのでしょうか。皆さん、そんなに死ぬまで、いや、痴呆症を発症するまで働きたいですか?ローン返済のため、残業どっぷりの人生を送って来て、さらに定年延長だ、退職後も働けだ、では、あまりにも人生が空しすぎます。
要するに、医療費の増加や年金の支給額を減らしたいから、政府は「退職後も健康な人は働きましょう!」キャンペーンを展開しているとしか思えないのです。勿論、自分から働きたい人は働いても良いのですが、無理矢理定年を延長したり、退職後も働かないといけないような雰囲気作りは止めてほしいですね。
第一、官公庁が定年を延長したり、嘱託で退職者を雇ったら、新規採用の枠は減るでしょう。何も官公庁に限らず、民間企業だって、若い人の就職先は確実に減ります。最悪、日本の若者が外国に出稼ぎに行かないといけなくなるかも知れません。
姑息なキャンペーンよりも、無駄な税金の使い方を止めたり、外国への円借款などの大盤振る舞いを見直して、自国民の為に税金を使ってほしいものです。その方が、国民は豊かな老後を過ごせるのではないでしょうか?
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