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2016年10月

2016年10月23日 (日)

6cmF5鏡筒改造(F7 正立プリズム仕様)

 以前、コルキット鏡筒と6cmF5レンズで、短焦点鏡筒を製作しましたが、正立プリズムが使用出来ませんでした。短焦点すぎで、光路長の長い正立プリズムでは口径のケラレが発生してしまいそうだったからです。で、今回はスコープタウンから6cmF7レンズを購入し、正立プリズムが使用出来る様に改造しました。で、まずは延長する鏡筒長の測定です。下の写真はその測定系。

6cmf71
まず購入した対物レンスを三脚に固定し、F5の鏡筒部分に正立プリズムを取り付けて、遠方の対象でピントを合わせます。これで延長に必要な鏡筒長が求まります。このとき、ドローチューブは、擦り合わせの部分が十分長く取れる位置にしておきます。測定で、延長に必要な長さは8cmと求まりました。で、次に延長筒の製作。これは、前回の製作で余っていた筒と接続チューブを使用。作成した延長筒がこれです。

6xmf72
擦り合わせの固さは、延長スリーブ部分には適当な紙を貼って固さを調整します。これでF5とF7の交換が可能になります。F7での使用のみにする場合は、接着してしまえば良いので、現時点では交換式(?)にする事にしました。延長筒内も、遮光紙を貼ってます。絞りは一切使っていませんが、自作鏡筒なら、遮光紙で十分でしょう。

6cmf73
で、完成したF7鏡筒がこちらです。フードはF5鏡筒のものをそのまま使っています。三脚取り付け部が接眼部に寄っていますが、高度の高い天体を見るときは、この方が鏡筒のバランスが取りやすいのです。F7でも30mmアイピースで14倍、15mmアイピースで28倍。ファインダーは不要ですね。

6cmf75
ちなみに、対物レンズを交換すると、こちらのF5鏡筒になります。

6cmf74
蛇足ですが、スコープタウンさんから購入したアクロマートレンズは、0.4mmほどの薄いプラスチックリングで分離式になっています。この状態だと、ゴーストが目立つので、分解してアルミ箔分離式にしてあります。ニュートンリングも奇麗に見えますし、ゴーストも激減します。詳しくは、私のホームページ

http://higgs.la.coocan.jp/astro/kt6lens.html

を参照して下さい。工作って、楽しいですね。

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