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2010年4月 1日 (木)

コルキットKT-6の改造

以前製作したコルキットKT-6ですが、対物レンズをスコープタウンで販売しているD=60mm, f=700mmの物に交換しました。
交換の理由ですが、オリジナルのf=600mmのレンズの像がちょっと悪いのです。それで100mm焦点距離の長い対物レンズに交換し、その像の改善効果を調べたいからなのです。幸い、天頂プリズムを使うと、ドローチューブを引き出しても合焦します。下の写真は、700mmの対物レンズでの合焦状態。これでもドローチューブは十分中に入っています。

Newfocus_3

ただし、オリジナルでは内部に600mmのレンズに合わせた絞りが入っていました。それで今回はそれを外し、対物レンズ枠のぎりぎりまで遮光紙を貼り、遮光効果を持たせています。対物レンズを外した状態ではこんな感じです。ちょっと奥に見える線が、絞りの付いていた接続パイプのエッジです。

Newtube_2

また、対物レンズですが、スコープタウンから購入したアクロマートレンズも、分離がプラスチックのリングで行われており、ゴーストが発生しました。それで、この対物レンズもアルミホイル分離型に改造。これでゴーストもかなり減りました。ニュートンリングも下のように奇麗に見えています。

Newlens_2

まだ星像での試験をしていませんが、ちょっと期待しています。

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コメント

6cmの屈折望遠鏡は、四半世紀前の時代では親が子供に与える入門用の望遠鏡でしたが、そのちっちゃい望遠鏡で見た土星や金星に感激したものです。

追記を楽しみにしております。

投稿: 星見人 | 2010年4月15日 (木) 03時37分

星見人さん、こんばんは。
天候が悪く、なかなか改造コルキットの試験が出来ないのですが、先日星像をみた限りでは、スコープタウンのレンズの方が、星像もシャープ、色にじみも少なかったです。土星も背景の空とのコントラストが良かったですよ。月面観望が楽しみなのですが・・・この天気、何とかなりませんかね?

投稿: ハットリ | 2010年4月15日 (木) 19時54分

スコープタウンさんのレンズは廉価で性能がよく恐るべしですね。

私も星を見たくてやまやまなのですが、この天候で泣かされてます。

投稿: 星見人 | 2010年4月16日 (金) 01時02分

ハットリさん,みなさん,こんにちは,atoyanです.

さて,コルキットの6cm屈折,寿命が長いキットですね.

自分の記憶でも70年代の天文ガイド誌には,宣伝が出ていました.

また,星見人さんのおっしゃるとおり,あの頃は,口径6cmの屈折は,入門用望遠鏡の標準的口径でした.

ところで,今回の改造で気になったのは,アクロマート対物レンズはF=10より短いと,やはり欠点が目立つようになるということですね.

あの一見オモチャのようなラプトルもF=12ですが,実にシャープな像です.

眼視目的の望遠鏡であれば,F=12以上あれば,それほど色収差は気にならないのかも知れません.

投稿: atoyan | 2010年5月14日 (金) 06時56分

atoyanさん、こんばんは。

コルキット、40年以上前からありますね。我が家の最初の望遠鏡は、コルキットのシングルレンズ8センチのキットで、兄が作ってました。木製の三脚でしたが、動きが渋く、シングルレンズということもあり、クレーターすらおぼろげでした。

さて、アクロマートですが、F12くらいでまともな研磨であれば、かなりの良像が得られる感じですね。今回の交換したレンズ、オリジナルと比べると星像の色付きもかなり少なく、焦点内外像も良好でした。天候不順と月齢との兼ね合いで、また月面観望していませんが、土星に関してはリングのシャープさ、背景とのコントラストも良好でしたよ。

投稿: ハットリ | 2010年5月14日 (金) 21時36分

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