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2008年3月15日 (土)

7倍50ミリの双眼鏡

 私は双眼鏡観望を楽しんでいますが、最近、この双眼鏡でふと思う事があります。それは双眼鏡の口径と倍率の問題です。
 昔は7倍50ミリというのが天文の一般的な双眼鏡の仕様でした。それが、いつの頃からか「光害のある市街地では瞳が7ミリは開かないし、50ミリの口径を活かせない。むしろ瞳径が5ミリ程度の双眼鏡の方が背景も暗いなり、星雲星団も見やすくなる」と言う説が一般的になり、現在、天文用の双眼鏡と言うと瞳径が5ミリ、つまり8倍40ミリとか10倍50ミリという機種が中心になっています。確かにそれは正しいのですが、最近、7倍50ミリの新しい双眼鏡を手に入れてこの考えがちょっと変わってきました。確かに背景は明るいでしょうが、7倍という倍率は手持ちでも手ぶれが気になりにくく、50ミリの口径は市街地では確かに活かせないかもしれませんが、暗い空ならやはり口径の利点が活かせると思うのです。また7倍50ミリのポロプリズム双眼鏡は確かに重いのですが、製品によっては1キロもない機種もあります。適度の重さは手ブレも押さえてくれる感じがします。10倍の機種は手持ちではやはり使いにくいです。750bino
 という訳で、今私は7倍50ミリの双眼鏡(勝間のSS7×50RG、写真の左)をメインに使っています。重さが1キロないこの機種、市街地の自宅での観望でも思っていたよりも暗い天体も見えますし手ブレも気になりにくいという意外な結果をもたらしてくれました。残念ながら、タカハシのアストロノマー7倍50ミリ(写真の右)は、重すぎて疲れてしまいます。

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双眼鏡」カテゴリの記事

コメント

ハットリさん,こんにちは,atoyan です.

7×50 双眼鏡の件ですが,軽量なものは,確かに使いやすいですね.

ハットリさんの件の双眼鏡,自分も実物を手に取り,覗かせていただきましたが,フォールディング感のいいことと,その像のすばらしさに一驚しました.

しかも,モノコートで,あの視界のクリアーさ.

使いやすい双眼鏡って,どのようなものかを改めて考えさせてくれた機材ですね.

また,お安くて,入手が楽なビクセンのアルティマ 7×50 も,見かけ視界はやや狭いものの,周辺までシャープでクリアーな像でした.

最近は,防振装置などの発達で,手持ちで使用することが大前提の双眼鏡も高倍率化が進んでいますが,昔の軍隊御用達の規格の双眼鏡も最新の技術で作製したものは,現在でも十分通用するというのが実感です.

投稿: atoyan | 2008年3月17日 (月) 08時09分

防振双眼鏡、確かに振動はキャンセルされますが、解像度は落ちますね。三脚固定で使うと、防振のときよりも像がシャープです。7倍でも三脚固定だと、手持ちと全然見え方が違いますね。勝間のSSシリーズなら、軽量三脚でもトップヘビーになりにくいので、結構いける感じです。

投稿: ハットリ | 2008年3月17日 (月) 13時38分

ハットリさん,こんにちは,atoyan です.

自分は 7×50 ならぬ 18×50 を,最近は使うことが多いのですが,さすがに,この倍率になりますと防振装置付きでも,像はかなり乱れます.

矛盾していますが,この高倍率双眼鏡を三脚に据え付けて,使うと,その光学性能に一驚します.

よく見えるばかりか,自分の目の乱視などまで気になってきて,むしろ情けない気分になりますが,余談はさておいても,最新の光学設計のすばらしさを堪能するには,やはり,きちんと据え付けるのが不可欠ですね.

やはり手持ちで使うには,双眼鏡の重量は 1kg 以下で,倍率もせいぜい×8 以下でないと辛いです.

投稿: atoyan | 2008年3月19日 (水) 07時10分

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