大塚光学 GLORY Junior 6.5x30
大塚光学をご存知の方はおられるでしょうか?倒産した勝間光学を引き継いだメーカーで、大手各社にOEMで双眼鏡を提供している会社です。国内への自社製品販売(主に旧勝間光学製品)は、直販サイトであるフォレストワークスで行っているようです。メルカリなどにも旧勝間製品を出品している様ですが、出品サイトとその内容(仕様などが不記載)はちょっと・・・と感じます。
さて、購入したのはGLORY Junior 6.5×30という双眼鏡(中国製)です。直販サイトには仕様が記載されていないのですが、写真の軸のデータから、見かけ視界は52度と読み取れます。問い合わせたところ、防水(水深1m, 3分、水没使用は不可)でアイレリーフは19mmと判明。重さですが、対物レンズ、接眼レンズキャップ、ストラップ込みで、実測568gでした。全面マルチコートで(当然ですが)BaK4プリズムです。視野レンズからみた瞳ですが、綺麗な円形をしていることからも、間違いなくBaK4ですね。意外に内部の部材の反射が少なめである事もわかります。
ただ、夜間にオフィスビルやマンションの共用廊下の照明などをみると、ゴーストが発生しました。月などの観望や、単一の街灯などでは気になりません。普段の使用では全く問題になりませんので、個人的には特に問題とは思っていませんが、気にする人は気にしてしまうでしょうね。これが数万円の双眼鏡だったら問題ですが、定価が16,000円の普及機で通常の使用では全く問題にならない点を考慮すると、個人的には許容できます。なお、このゴーストですが、目の位置によっては、目立たなくなります。内部のプリズムの配置など、構造的な要因によるのでしょうか?
フォーカスノブ、視度調整ノブ、目幅調整軸は適度のフリクションでガタなどは有りませんでした。注意点は、アイレリーフがちょっと長いので、裸眼の方はアイカップを伸ばさないといけません。それでもアイカップに顔を押し付けると視野のケラれが出るかもしれないので、顔を押し付けない方が良いです。メガネをかけている方は多少アイカップを引き出しても使えます。
内部の艶消しですが、対物レンズからのぞいてプリズム直前の内面には良質な艶消し塗装がされています。対物レンズとそこまでの内側はちょっと塗装が貧弱ですが、光束よりも内径が広いのと、プリズム直前よりは像への影響が少ないとの判断なのでしょう。このプリズム直前の良好な塗装が像のコントラストの良さに貢献しているのではないでしょうか。できればこの部分にも前述の塗装を施して貰いたいです。
この双眼鏡に近いのは、KOWAのYFII 6x30と日の出光学の6x30-Bプラスでしょうか。前者はヨドバでポイント還元混みで17,820 円、日の出は52,900円(いずれも2026/03/04時点)。日の出の機種はかなり性能を追求した仕様になっていますが、そこまで必要でないのであれば、3cm、6倍クラスとしては、KOWAとこのGLORY JUnior 6.5x30が選択肢になると思います。KOWAも基本は外国製で(Philippine製らしい)OEMだと思いますので、あとは個人の好みで選択・・という事になるでしょう。大塚さんは修理などに関しては、直接コンタクトが取れるという利点はありそうです。
総合的にみて、細かい事を言わないのであれば、Junior 6.5X30は普段遣いにはおすすめだと思います。と言うか、価格よりもワンランク上の性能かも知れません。ブランド名が入った機種は、OEMであってもブランドイメージを落とさないために多少割高な設定になっている可能性もあります。有名化粧品などはその典型でしょう。その分、Juniorは性能が良いのに低価格なのかも知れないです。印象としては「価格以上に良く見える」の一言です。






















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